狗津原細見
物思いに耽る夢路を見かけ、声をかけた清太郎。聞けば、常連の新右衛門が昨夜一緒に過ごすうちにおもむろに涙を流し始め、そして今朝、自分の意思とは関係なく敵を討たんがため命がけの旅に出立したとのことで――。寂しそうに笑っていた彼に手向けた夢路の言葉、その想いとは果たして。また、木陰でたくましい足をおっぴろげ、ふんどしに包まれた雄を無防備に晒しながら居眠りしている虎獣人の元吉や、食事中にふさふさの眉をピコピコ動かして今夜の合図を送り合う茂平と正八など、獣夫たちの穏やかでちょっぴりえっちな日常もお楽しみいただけます。
【ケモノコミック】狗津原細見
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